昨日、取引先が営業担当者が代わられたとのことで挨拶に来られました。
女性だからでしょうか、アマリリスの球根の植木を手に。
サランラップやスポンジよりうれしいかな。
それで、今日は種と球根の違いについて調べてみました。
種は子供(次世代)が栄養を蓄えたもの、球根は親(当世代)が栄養を蓄えたもの、つまり種はお母さんが子供を産むのと同じで、球根は株分けに近くクローンのようなもので、細かくは親の葉や茎や根が地下で太ったものに分かれるそうです。
球根を作る植物は生育に適さない時期を休眠するため、地下組織が肥大し、次世代の生育に必要な栄養分を貯蔵する器官となったとあります。
しかし球根植物からも種は採取できるようで、時間はかかりますが新しい品種は種から育てるそうです。
一方種は生存競争が厳しく、種が散るのはまとまって落ちると芽同士がじゃまし合いうまく育たないので、より広い範囲で仲間を増やすために種子を飛ばしたり、風や動物・火や水の力を借りて運ばれるとあります。
この版画のモチーフ「コルチカム」は、だから1年目は土に植えなくても親の蓄えのおかげで花が咲くのですね。
これは清楚な花姿とは裏腹に猛毒を持つらしいので注意しましょう。
なんとアマリリスもヒガンバナ科で有毒のようです。
さて赤白どちらが咲きますか。
エッチング、アクアチント、メゾチント
“Fairies”